STEAM PLACE

エンジニアリングとマネジメント

『DevOps Days Tokyo 2017』に参加してきた Part1

日本では4年ぶりに開催されるという DevOps Days Tokyo 2017 に参加してきた。
内容としては下記のようにかなり濃いので期待。

https://www.devopsdaystokyo.org/

DevOpsDaysは世界中で開催されているIT技術コンファレンスで、ソフトウェア開発、ITインフラ運用、そしてその境界線上にあるトピックをカバーします。技術色の強いこのコンファレンスは、特にDevOpsを実現するための自動化、テスト、セキュリティ、そして組織文化にまで及びます。

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DevOps Days Tokyo Opening

Alex Papadimoulis & Tsuyoshi Ushio の漫談からスタート。

docs.com

うむ。DevOpsとはなんぞやというのが、ふわっとしてたけどふわっとしているものだと理解(笑)
規模の大きな話で組織論までいくとは思っていなかった。

DevOpsとは?

正しい定義はないが、よく下記のようなことが話題に上がる。

  • チームをまたいだコラボレーション
  • 出来る限りすべてを自動化する

DevOps をどう使うか?

DevOps マインドセット理解が必要。日本では背景とか文化、バックグランドまでも翻訳しないと難しい。
会社への翻訳も必要、各会社に合わせたトランスレーション。

DevOps を促進する上で下記が大事。

  • 最初は小さくても繰り返してどんどん大きく
  • 背景も大事なので英語で考える
  • ウェスタンカルチャーを理解する

The Future of DevOps

Speakers:
Adam Jacob, CTO, Chef, United States | ConfEngine - Conference Management Platform

DevOpsは全てユニークであり、同じプロセスは存在しない。
自由にカスタマイズしても良いというのだ。
当日のスライドはコチラ。

chef.github.io

スライドを探していたら @haradakiro さんが和訳していてくれていたものがありました。

attractor-inc.github.io

最後の要約がすごいよくまとまっているので抜粋。(和訳スライドより)

  • STAGE 1-課題の選択
    • 8週間で有意な繰り返し可能なくらい十分に小さく
    • 垂直に切って小さくする、水平にではなく
  • STAGE 2-目的、信念、チーム
    • 目的を書き出す
    • 信念を書き出す
    • チームが行動できるよう権限移譲する
    • コンテキストで利用できるように
  • STAGE 3 - プロダクト開発
    • バリュープロポジションを記述する
    • ロードマップ (テーマ, 成果, フィーチャー)を描く
    • 魅力的品質を含める
    • シンプルさ、拡張性、再利用
  • STAGE 4 - フィーチャーの反復
    • フィーチャーの反復
    • 小さいバッチ、顧客からの有効性検証によりリスクを管理する
    • 仕事にあった言語とツールを選ぶ
    • スケーリングは無視
    • 理論についての議論になったら、実行に再フォーカス
    • 毎週デモ
    • ソースコード管理を使う
    • バグデータベースを持つ
    • 変更ワークフローはひとつ
    • 四つの瞳
    • 継続的統合
    • 継続的デリバリ
    • テストは一つづつ。(単体、結合、機能、スモーク)
    • スケール可能なシステム設計を使う
  • STAGE 5 - 運用
    • 可用性にフォーカス
    • メトリクスを収集
    • キャパシティを計画
    • 実行可能なものにだけ警告を
    • 事故対応を実行
    • 検死を実施
  • ステージ 6 - 出荷
    • 最後のデモ
    • ふりかえり

あなたが欲しいのはDevOpsですか?それともビジネスの成功ですか?

Speakers: Tomoharu Nagasawa, Senior Evangelist, Atlassian, Japan | ConfEngine - Conference Management Platform

www.slideshare.net

DevOpsとBizとOpsも含めてのDevOps
価値を生むProductを

  • DevOpsは他社がやっているからやるというのはNG
    • プラクティスやツールを入れる
    • プロダクトに対してのDevOps
  • どんなプロジェクトに適している?
    • 映画よりドラマのようなサイクル
  • メトリクスは何?
    • ビジネスの目標からdev,Opsを考える
    • MTTR(mean time to resolve)
  • Value Stream Mapping
    • VSM をやったほうが良い
    • イデアからリリースまでの流れで何が起こるのか

DevOps とは?

ビジネスの開拓と運営の話 費用対効果ではなく、機会損失のお話

まとめ

以上で午前の部が終了!
続いて午後の部をまとめていこう!

dskst9.hatenablog.com