dskst's diary

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名言を振り返る『SQLアンチパターン』

名著SQLアンチパターン

言わずと知れたSQLの著書。

SQLアンチパターン

SQLアンチパターン

久しぶりに読み返していた所、
各章に登場する名言がなかなかいいことが言っているぞ、ということで名言をまとめてみました。

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名言集

様々な人達の名言が登場するのだが、なかなか味があるものばかりです。
本の読んだことがなくてもグッとくる名言(や迷言)があるかもしれません。

「監訳者まえがき」より

諸君は自らの経験からいくらか学ぶことができるという、全く愚かな考えであろうが、
余はむしろ他人の失敗を学ぶことで、自分の失敗を回避することを好む。
─オットー・フォン・ビスマルク

「はじめに」より

専門家とは、極めて狭い領域で、起こりうるすべてのミスを経験した人である。
─ニールス・ボーア(デンマークの理論物理学者)

「1章 ジェイウォーク(信号無視)」より

昔、とある Netscape のエンジニアが、JavaScript にポインターを渡し、それを文字列として格納して、
C に渡した。30 人くらいが事故死してもおかしくないほどの大惨事になった。
─ブレイク・ロス(Mozilla Firefox の開発で知られるソフトウェアエンジニア)

「2章 ナイーブツリー(素朴な木)」より

森林保全? 木なんてどれも同じじゃないか─ 1 本あれば十分だ
─ロナルド・レーガン(第40 代アメリカ合衆国大統領)

「3章 ID リクワイアド(とりあえずID)」より

屋外の動物たちは、豚から人間に、また、人間から豚へ目を移し、もう一度、豚から人間に目を移した。
しかし、もう、どちらがどちらか、さっぱり見分けがつかなくなっていたのだった。
─ジョージ・オーウェル『動物農場』(角川文庫/高畠文夫訳)

「4章 キーレスエントリ(外部キー嫌い)」より

勝兵はまず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵はまず戦いて而る後に勝を求む。
─孫子

「5章 EAV(エンティティ・アトリビュート・バリュー)」より

猫のからだをバラバラにして、その仕組みを調べようとしても、手にするものは動かない猫だけだ。
─ダグラス・アダムズ(イギリスのSF 作家・脚本家)

「6章 ポリモーフィック関連」より

「どっちの道に進めばいいのかしら?」ドロシーがつぶやくと、かかしが答えた。「どっちでもいいのさ」
─映画『オズの魔法使い』

「7章 マルチカラムアトリビュート(複数列属性)」より

高貴さと愚かさはしばしばあまりにも深く結びついているので、2 つを区別するのは困難である。
─トマス・ペイン(イギリスの社会思想家)

「8章 メタデータトリブル(メタデータ大増殖)」より

こいつらを船から追い出してくれ。どれだけ人手がかかってもいい。とにかく外に出すんだ。
─ジェームズ・T・カーク(スタートレックシリーズ、宇宙船エンタープライズ号の船長)

「9章 ラウンディングエラー(丸め誤差)」より

10.0 を0.1 倍しても、1.0 になることは滅多にない。
─ブライアン・カーニハン(ベル研究所に在籍していた計算機科学者。
『プログラミング言語C』著者。プログラミング言語awk の開発者の1 人)

「10章 サーティワンフレーバー(31 のフレーバー)」より

科学が有効なのは、変数が少なく、それらを列挙できるとき─
つまり、変数の組み合わせが明確であるときだ。
─ポール・ヴァレリー(フランスの作家、詩人)

「11章 フ􀎝ントムフ􀎝イル(幻のファイル)」より

ある理論が唯一の可能性だと思えるときは、その理論か、
解決すべき問題のどちらかを真に理解していないと考えたほうがいい。
─カール・ポパー(イギリスの哲学者)

「12章 インデックスショットガン(闇雲インデックス)」より

この機械を使って結果を求めるときはいつでも、1 つの問いが生じる。
最短で結果を得るためには、どのような計算方法を用いればよいかという問いだ。
哲学者の生涯からの言葉、1864 年
─チャールズ・バベッジ(19 世紀のイギリスの数学者)

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「13章 フィア・オブ・ジ・アンノウン(恐怖のunknown)」より

世の中には「わかっているとわかっている」ことがある。つまり、私たちはそれを知っていることを知っている。
同じく、「わからないとわかっている」こともある。知らないということを知っているということだ。
だが、「わからないということをわかっていない」ものもある。
私たちはそれを知らないし、それを知っていないということも知らない。
─ドナルド・ラムズフェルド(アメリカの政治家、元国防長官)

「14章 アンビギュアスグループ(曖昧なグループ)」より

知性は可能と不可能を区別する。理性は有意義なものと無意味なものを区別する。
可能ではあるが無意味なものも存在する。
─マックス・ボルン(ドイツ人の理論物理学者)

「15章 ランダムセレクション」より

乱数の生成は極めて重要な仕事なので、偶然には任せておけない。
─ロバート・コーブー(アメリカの数学者)

「16章 プアマンズ・サーチエンジン(貧者のサーチエンジン)」より

問題にぶつかると「正規表現を使えばいい」と考える人がいる。そして、問題を2 つ抱えることになる。
─ジェイミー・ザウィンスキー(XEmacs やNetscape ブラウザの開発で名を馳せたプログラマー)

「17章 スパゲッティクエリ」より

ある事柄を説明するために、必要以上に多くの実体を仮定するべきではない
─オッカムのウィリアム(イギリス・オッカム出身の神学者・哲学者)

「18章 インプリシットカラム(暗黙の列)」より

自分が何を考えているかは、実際に言葉にしてみるまでわからない
─ E・M・フォースター(イギリスの小説家)

「19章 リーダブルパスワード(読み取り可能パスワード)」より

敵はシステムを知っている
─クロード・シャノン(アメリカの電気工学者・数学者)

「20章 SQLインジェクション」より

「発言を誤解されて引用された」という私の言葉を、引用してほしい
─グルーチョ・マルクス(1930 年代を中心に活躍したアメリカのコメディアン、マルクス兄弟の三男)

「21章 シュードキー・ニートフリーク(疑似キー潔癖症)」より

重要な人は気にしない。どうでもいい人ほど気にするものだ。
(ディナーパーティーの座席位置を決めているときの言葉)
─バーナード・バルーク(アメリカの政治家)

「22章 シー・ノー・エビル(臭いものに蓋)」より

すべての証拠を見つける前に理論を組み立てるのは、大きな誤ちだ。
─シャーロック・ホームズ

「23章 ディプロマティック・イミュニティ(外交特権)」より

人間は変化を嫌います。誰もが、「これまでそうしてきたから」と言って方法を変えません。
私はこうした考えに抗いたいのです。反時計周りの壁時計を使っているのもそのためです。
─グレース・ホッパー(アメリカの計算機科学者。プログラミング言語COBOL の母)

「24章 マジックビーンズ(魔法の豆)」より

言い訳は太古の昔から存在する。それは、あらゆる人間にとっての問題解決の常套手段だ─
巧妙で、まことしやかで、そして、間違っている。
─ H.L. メンケン(アメリカのジャーナリスト)

「25章 砂の城」より

地震・津波による被災の可能性、自然現象を起因とするシビアアクシデント(過酷事故)への対策、大量の放射能の放出が考えられる場合の住民の安全保護など、事業者である東京電力(以下「東電」という)及び規制当局である内閣府原子力安全委員会(以下「安全委員会」という)、経済産業省原子力安全・保安院(以下「保安院」という)また原子力推進行政当局である経済産業省、(以下「経産省」という)が、それまでに当然備えておくべきこと、実施すべきことをしていなかった。
─国会事故調調査報告書(http://naiic.go.jp/report/)より

「付録A 正規化のルール」より

若人よ。数学の世界において理解するということはない。ただ、慣れるのみである。
─ジョン・フォン・ノイマン(数学者)

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さいごに

25章は名言というかなんというかですが、
個人的には18章のE・M・フォースターの言葉とか好きですね。
変な角度から本をまとめてみるのもなかなかおもしろかったです。